みやこ町議会 > 2022-03-10 >
03月10日-03号

  • "福岡"(/)
ツイート シェア
  1. みやこ町議会 2022-03-10
    03月10日-03号


    取得元: みやこ町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 4年第1回定例会( 3月)───────────────────────────────────────────令和4年 第1回(定例)み や こ 町 議 会 会 議 録(第9日)                             令和4年3月10日(木曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第3号)                         令和4年3月10日 午前10時00分開議 日程第1 議案の訂正について      議案第29号 令和4年度みやこ町下水道事業特別会計予算 日程第2 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 議案の訂正について      議案第29号 令和4年度みやこ町下水道事業特別会計予算 日程第2 一般質問──────────────────────────────出席議員(11名)3番 柿野 正喜君       4番 中山 茂樹君5番 小田 勝彦君       6番 中尾 昌廣君7番 浦山 公明君       8番 大束 英壽君9番 柿野 義直君       11番 原田 和美君12番 熊谷みえ子君       13番 飯本 秀夫君14番 田中 勝馬君                ──────────────────────────────欠席議員(1名)2番 肥喜里雄二君                ──────────────────────────────欠  員(2名)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名事務局長 前田 正光君     書記   徳永  篤君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 井上 幸春君   総務課長 ……………… 山見 紀幸君財政課長 ……………… 進  光晴君   会計課長 ……………… 砂田  功君行政経営課長 ………… 古谷 泰隆君   観光まちづくり課長 … 川本 英紀君税務課長 ……………… 重岡 正和君                     総合行政委員会事務局長 …………………………………………………… 本吉 敏之君教育長 ………………… 桝口 広二君   学校教育課長 ………… 川寄光一郎君生涯学習課長 ………… 中村 銀次君   住民課長 ……………… 奥村 芳孝君農業委員会事務局長 … 石谷  守君   農林業振興課長 ……… 長尾 勝芳君保険福祉課長 ………… 田中 靖一君                     子育て・健康支援課長 ……………………………………………………… 進   勲君都市整備課長 ………… 原田 陽二君   建築課長 ……………… 白川 義徳君上下水道課長 ………… 進  貞敏君                     ────────────────────────────── ◎事務局長(前田正光君) 皆さん、おはようございます。開会前に事務局より、御連絡申し上げます。 まず、本日、2番、肥喜里雄二議員より欠席の届けが出ております。 次に、配付資料の確認をお願いいたします。本日、お手元に議事日程第3号、一般質問の質問の要旨、また、本日の一般質問の簡易答弁書を必要とされる方にはお配りしております。御確認をお願いいたします。 10時開会でございますので、もうしばらくお待ちください。午前10時00分開議 ○議長(田中勝馬君) おはようございます。ただいまの出席議員は11名です。したがいまして、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程について、議会運営委員会で協議をしていただいておりますので、議会運営委員長に報告を求めます。浦山公明議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(浦山公明君) おはようございます。議会運営委員長の浦山公明です。 本日、午前9時半より、町長、総務課長並びに財政課長の出席の下、議会運営委員会を開催し、本日の議事日程及び議案の審議方法等の協議を行いましたので、その結果について御報告いたします。 8日に議案の訂正願1件が町長より提出されました。協議をいたしました結果、本日の議事日程につきましてはお手元に配付をしております日程表のとおりすべきものと決しました。 この後、日程第1は、議案の訂正についてです。本件は、議案第29号令和4年度みやこ町下水道事業特別会計予算に一部訂正があり、みやこ町議会会議規則第20条に基づき議会の許可を得るものです。提案理由の説明の後、質疑を省略し簡易採決といたします。 日程第2は、従前のとおり一般質問を通告により行います。 以上、本日の議事運営につきまして議会運営委員会で協議をいたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(田中勝馬君) 議会運営委員長の報告が終わりました。 お諮りいたします。本日の議事日程については、議会運営委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝馬君) 異議なしと認めます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 暫時休憩いたします。午前10時03分休憩………………………………………………………………………………午前10時04分再開 ○議長(田中勝馬君) 休憩前に引き続き会議を始めます。────────────・────・──────────── △日程第1.議案の訂正について ○議長(田中勝馬君) 日程第1、議案の訂正について。 議案第29号令和4年度みやこ町下水道事業特別会計予算について訂正がお手元に配付のとおり町長より提出されています。 提出者に提案理由の説明を求めます。井上町長。 ◎町長(井上幸春君) おはようございます。それでは、議案の訂正について説明をさせていただきます。 令和4年3月2日に提出いたしました議案第29号令和4年度みやこ町下水道事業特別会計予算について、内容に誤りがあるため議案の訂正をいたしたく、みやこ町議会会議規則第20条第1項の規定により申出をいたします。 議案訂正依頼書につきましては、別紙のとおりであります。 以上、議案の訂正について許可をいただきますようお願い申し上げます。 また、私の提案理由の説明におきましても同様の誤った説明をしておりましたので、発言の訂正につきましても併せてお願い申し上げます。 ○議長(田中勝馬君) 町長の説明が終わりました。 ただいま議題となっています議案の訂正については、議会運営委員会の申合せにより質疑を省略します。 お諮りいたします。本件を許可することに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝馬君) 異議なしと認めます。 議案第29号の訂正については許可することに決定いたしました。 お手元の議案についての差し替えをお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第2.一般質問 ○議長(田中勝馬君) 日程第2、一般質問を行います。 なお、本日の一般質問の持ち時間は、議会運営委員会の申合せにより、30分となっております。 では、通告順により、質問を許可いたします。 通告順位1番、議席番号9番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) おはようございます。9番議員の柿野義直でございます。私は、この3月議会に3つの質問を行います。 1つ目は、井上町長の政治姿勢を問うことです。 度重なる町職員等に絡む事案や事件が発生しております。中でも、町職員の不正採用汚職事件は、誰もが知るところであります。議員と副町長が辞職しましたが、井上町長は「私はこの件に関係しておりません」という責任逃れをしているように思います。 事件があった年から採用試験の大幅な変更、受験資格年齢を28歳から30歳への引上げ、試験を、1次の集団面接、2次の筆記試験へと、従来の順序からの変更など、作為的にも受け取れます。こうした試験方法の変更を町長が提案したのか、こうしたことを許し合格を最終的に決定した者としての責任は大きいと考えます。 井上町長は、給与の減額で責任を取ったとお考えになっておられるのか。町政に関わるものとして身の処しどころを考えるべきではないだろうか。 来る4月に町長選挙があります。私は、選挙公約を出したらどうかというさきの議会の一般質問を行っております。井上町長も公約を出しておられるようですが、まずこうした事件を踏まえ、まちづくりの柱の一つに綱紀粛正を訴えるべきではないかと思います。 しかし、そうした考えは全く見られません。井上町長は、何を政治信条として町長をやっていこうと考えておられるのか、町民の前に示さなくてはならないと思います。町民から、どうしても町長としての汚職事件の責任の取りようをただしてほしいという声が届いております。 2つ目は、新型コロナ対策を質問します。 長引くコロナ禍の中で、町の雇用環境は悪くなっております。町の企業を支える雇用調整助成金はどのような状況になっているのか。コロナ禍の前を含む年別に数と助成金額を示していただきたい。 次に、非課税世帯給付金の支給状況をお尋ねする。 給付金の対象となる住民税非課税世帯の規定はどうなっているのか。また、住民税非課税世帯はコロナ禍の前後でどのように変動しているのかお聞きする。これらのことで町の独自支援策はあるのか。 3つ目は、高齢者対策です。 町の公営住宅が整備されておりますが、町営住宅にお住まいの高齢者も高齢化が進んでおります。特に大型の町営住宅がある三島団地は高台にあり、住民から、手すりの設置を求める声が聞こえます。下荒谷団地も、周りには急な坂があり、こうしたところの対応を求めるものであります。 以上、壇上から1回目の質問といたします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 柿野義直議員の質問にお答えいたします。 私の政治信条についての質問にお答えいたします。 私は、12年前、それまで長らく務めてまいりました県議会議員の職を辞し、自らを育んでくれた大切なふるさとみやこ町の発展のために我が人生を尽くし貢献をしていきたいと考え、この町のかじ取り役である町長選挙に立候補させていただきました。 幸いにも、町民の皆様の信任をいただき、今日に至るまで議員各位と町民の皆様の御理解と御協力の下、この町における課題の解決と未来に向けた確かな道筋の構築に全力で取り組んでまいりました。 時間も限られておりますので一つ一つの政策についてこの場で細かく御説明することは控えさせていただきますが、政策立案の際、私の根底にあるのは、この町の住民の方々が、今そして未来において何を求めているのかを正しく理解し、担当課長らとよく相談し、意見を伺い、必要なものを政策として具体化してまいりました。これをなし遂げるためには、法令や財源といった前提となる条件はありますが、何よりも大切なのは、町に対する住民の皆様の厚い信用と信頼です。 昨年発覚した職員採用試験に関する事件は、その信用と信頼は失墜してしまいました。町の最高責任者としてその責任を痛感いたしているところです。既に、事件については司法の判断が下されておりますが、町政を預かる身として深く反省をしております。 このような事件に至ったことについて、反省すべき点は真摯に反省し、全力を傾注し再発防止に取り組んでおります。 私の町長としての任期はあと僅かでございますが、町に対する住民の皆様の信用と信頼を回復することが今の私に課せられた使命だと考えております。初心に立ち返り、いま一度これからのまちづくりに誠心誠意尽くしてまいりたいと志を新たにしているところです。 なお、私の政治信条は、「公平無私、貧しきを憂えず等しからざるを憂う」この精神でこれまで私は政治活動を行ってまいりました。 次に、新型コロナ対策雇用調整助成金住民税非課税世帯給付についての質問にお答えいたします。 御承知のとおり、雇用調整助成金は厚生労働省が所管する国の事業で、新型コロナウイルス感染症の影響により事業活動の縮小を余儀なくされた場合に、従業員の雇用維持を図るために労使間の規定に基づき休業等の雇用調整を実施する事業主に対して休業手当などの一部を助成するものです。 町では、去る2月1日付で企業連絡協議会の会員に、経営状況に関するアンケートを送付させていただき、その中に、雇用調整助成金を活用したことがあるか、また、活用したことがあるならばその件数と金額についてお尋ねいたしました。 回答いただいた11社中8社は、活用したことがあるというものでありました。その8社のうち、金額まで御回答いただけたのは3社にとどまっております。 商工会に問い合わせたところでも、会員事業者雇用調整助成金の受給状況までは把握していないとのことでありました。 また、所管する福岡労働局雇用調整助成金分室に問い合わせたところ、現在、申請事務・支給事務に追われており、自治体ごとにまとめたようなデータを提供できる状況にはなく、また、現状ではそういったデータを準備する予定は立てていないとの連絡をいただいております。 以上のように、町全体の雇用調整助成金について把握することは難しい状況であり、周辺自治体に問い合わせてもそれはどこも同じであるとのことでした。 とはいえ、町としましては、今後も国・県等からの情報収集と事業者への情報提供に努めるとともに、町独自のコロナ関連経済対策について、過去に実施した事業の精査を踏まえつつ、町としてできることがあれば今後も躊躇なく実施するという心構えで取り組んでまいりたいと思っております。 次に、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の支給状況についてお答えいたします。 この臨時特別給付金事業は、国が定めた基準日にみやこ町住民基本台帳に登録された世帯のうち、世帯全員が令和3年度住民税均等割非課税の世帯及び課税世帯でも新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変した世帯に対して、1世帯当たり10万円の支給を行うものです。 2月10日に住民税非課税世帯1,202世帯に支給しました。また、本日、885世帯の人に支給する予定です。 さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変した世帯に対する支給につきましては、令和4年9月30日まで申請の受付を行ってまいります。 また、非課税世帯の変動ですが、新型コロナウイルス感染症の影響の前である令和2年度は、2,363世帯に対し、令和3年度は2,501世帯となっています。 町独自の支援策としては、新型コロナウイルス感染症の感染などによる自宅療養者等への買物支援に取り組んでいます。 次に、三島団地周辺を含め、町内には生活に直結している急勾配の道路があると。その質問にお答えいたします。 また、急速な高齢化や人口減少が進む中、より住みやすい生活環境の整備のため、高齢者・身体障害者等を含め全ての人にとって使いやすい道路整備が必要となっております。 道路への手すり等の整備につきましては、交通安全への配慮、バリアフリー新法や道路の移動等円滑化に関する基準に準拠した対応、さらに利用者の行動特性を理解した上での工夫が必要になると考えておりますので、関係機関等を含め対応策を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 町長は、選挙公約の中に、私は出していただけるということでしたので、政策の一つの柱として綱紀粛正、これを盛り込んでおられるというふうに思っておりました。全くそれは見られないです。これは御存じですか、町長。一応これが選挙政策ですか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。
    ◎町長(井上幸春君) 綱紀粛正というのは当然のことであり、それは言われるまでもなく、そういうことをするということは私は当たり前だと思っていますので、あえてそこに書くことでもないし、私はこういうまちづくりをしたいということでこういったリーフを作らせていただきました。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 町長個人がどういうふうに思おうとそれは構いませんが、隣の市の市長選挙では、職員採用等に厳正に対応するとかという公約を掲げた市長が誕生しておりますよ。 町民にとって、あるいは住民にとって、どういうことが関心を持っておるのかということをしっかり考えていかないといけないと思うんです。言うことはやすいです。町長、こういうふうに公約を掲げておりますが、実際にやられてないでしょう。それと同じです。言うことは幾らでも言えます。しかし、それを実現するのはなかなか大変です。 綱紀粛正ということをしっかり掲げて、そうした関心を町民に持ってもらって、町民もそういう思いで町政に関わると、そういうことでないといけないと思います。町長、どう思いますか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 柿野議員がそう思われるんであれば、あなたがじゃ、これまで町長選挙、合併してから4回ありました。今度で5回目です。あなたがそういうお考えであれば、ぜひ出馬していただいて、あなたの考えで、私ならこういう町をつくる、私なら綱紀粛正はこうやると。あなた自身が立候補して、そしてそういうことを言われたらどうですか。これは私の考えであって、私はそういう思いでやっていますので、それをどうこう言われる筋合いはないと思います。あなた自身が出馬をして、堂々と町民に真を問われたらいかがですか。私はそう思っていますよ。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 私は、まちづくりの一つの柱としてそれが必要だろうというふうに思っております。町長はそういうふうにはお考えになっていないということでしょうから、それは今の町長のお考えだろうと思います。 しかし、この汚職事件で、副町長が辞めました。それについて、任命した町長としての責任はどういうふうに感じておるんですか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 議員はいろんなことでしんらつな質問をよくされてきますけれども、今回、この事件に関してどれだけの電話があったか、どれだけ職員に、私は迷惑かけたかなと思います。私自身の自宅にも電話が再三ありました。携帯にもありました。だから、私は、自宅の固定電話は外しました。 だから、今回のことは本当に申し訳なく思っておりますし、私は、こういうことが二度と起こらないようにしようということで、そういった会議も開き、そして答申もいただいております。再発防止に向けてしっかりやっていきたい。 私は再度申し上げます。議員がそうおっしゃるのなら、ぜひ出馬をして、町民に真を問うてください、あなた自身が。私にどうこう言うよりも。そういうことが、町民があなたに判断をして、あなたがいいと思えばあなたがこれからこのまちづくりをしていくんでしょう。 この12年間、あなたは一度も当初予算に賛成したことはありません。そして、いつも質問するだけです。そして、職員いじめのような質問をされている。私は納得していません。言うことは簡単です。しかし、この町を運営することはそんなに簡単ではありませんよ。ぜひ出馬をしていただいて、正々堂々と議論しようではありませんか。お願いします。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 私は、自分の政策どうのこうのじゃありません。町長の政治姿勢をどういうふうに考えておられるのかということをただしているわけです。町長が、あなたあなたと言うけれども、町長自身において、町民が今度の選挙でどんなことに関心を持っておられるかというのを私は聞いているわけですから、それに素直に答えていただければいいことではないでしょうか。私はそういうふうに思っております。 だから、質問するのは、町民の声がこんなにあるということを代弁して言うんです。予算に対して反対すると言われるけれども、私は出される予算については基本的に大きな方針が違っているというふうに私は思っております。 町長、いろんなことを整理して、統廃合して、利用者は不便になっております。その中でまちづくり、大変住民にとっては困難な状況が生まれているわけです。そういう予算づくりをやっているわけですから、一議員として、それについてはおかしいじゃないですかと言うのは当然のことです。私はそういうふうに思っております。 したがって、綱紀粛正に関して町長がどんなふうに思われているのかなということをまず聞き倒すというのが町民の負託を受けた私、議員としての役割ですから、それを聞いているわけです。 町長は、あんたが出ればいいと言うけれども、そういうことではないでしょう。町民にどういうふうに答えるかということですから。答えていただけますか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) だから、先ほど申し上げましたように、私は、このことに対しては深く反省し、綱紀粛正というのは当然のことなんです。それをあえて書かなければいけないのかと、私はそう思わなかったので書いてはおりません。 綱紀粛正、それから政倫を守る。これは当然のことでしょう。その当然のことをあえて何回も言うべきかと私は思ったので、そういうふうに答えました。だから、私は今後も綱紀粛正しながら、政倫を守りながら、そういったまちづくりを推進していきたいという、私の、もしそれがおかしいと言うのであれば、私は柿野議員が堂々と今回の選挙にはまだ間に合いますので、立候補していただいて、そして一緒に町民に真を問いましょう。そうすればあなたの今言わんとすることを町民が納得すれば、それであなたが当選されて、このまちづくりをすればいいじゃないですか。 私は、今さっき言ったけれども、法案をつくるにしてもいろんなことにしても、全て職員の方の意見を聞いているんです。私は単独でしているわけではないんです。この町の将来を考えて、どうしたらいいのかと。私は私の考えがあります。しかし、それをやったら独裁になるじゃないですか。そうならないようにして、この町の10年、20年後を考えたまちづくりはどうあるべきかということを考えてやってきたので、私は決して独裁者ではありませんし、そういうつもりで政治をしてきたつもりはありません。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 度重なる不祥事において、町長が取られる対応というのは、私は手ぬるいと思います。しかも、政治倫理条例については、政治倫理条例を守らないような執行をしているでしょう。そういうことを皆さん見ているわけです。町長は、口では言うけれども実際にどうなのかということを疑心暗鬼になっておりますよ。だから、ただしてほしいというのはそういう声だというふうに私は思っております。 ぜひもう一度自分の政治姿勢を本当に正すんであればどういうことを担保してやろうとしておられるかを表現していただきたいと思います。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) だから私は、壇上でも申し上げましたけれども、公平無私の精神で、これは法律を勉強するときに私は一番最初にいい言葉だなと思ったのは、「貧しきを憂えず等しからざるを憂う」、いわゆるみんなが平等でなければいけない。私はこの精神でこれまでも生きてきましたし、そういう気持ちで政治活動をやっていきたいなと、そう思っております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) この1点に集中するようですけれども、ここでちょっと集中させていただきます。 私は、今までの町長がとっておられる言動が納得できないというのが町民の声じゃないかなというふうに思っております。この職員採用に絡んだ事件も、私は関係しておりませんというようなことのことを言われるでしょう。なぜそんなことが言えるのかなというのが町民の考えです。 私、責任があるから責任を取ってもらえるんじゃないかというふうに思っておりましたけれども、町長は、私は関係ないと、司法の結果によるんだということで、ある意味では責任逃れをやっておられるわけですから。 この事件に関して言うならば、どこがどういうふうに町長としての責任を取られているんでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 私は、責任はないとか、そういうないとか、関係ないとか言った覚えはありませんし、常に、今回のことに関しては、私自身も深く反省しておりますし、その最後の決断の判を押したということに関しても非常に私は深く、いろいろと反省をしているところでありますし、さっき議員が言ったような、決して反省をしていないとか関係ないとかいった、そういう誰が言ったかは知りませんけれども、そういうことはありません。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) いや、そしたらどういう形でこの事件について責任を表明したんですか。表明というか責任を取ったんですか。ただ給与を減額しただけということで責任を取りましたというふうなことを言われておるんでしょうか。 私は、町長として本当に責任があるんであれば、その責任を次の選挙ではこういうことを皆さんに訴えて出ますということを約束しないといけないでしょう。私はそういうふうに思います。それを言っているわけです。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 柿野議員はそう思うでしょう。私は、綱紀粛正は当然のことだと思っていますので、あえてそこには書かなかったということです。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 当然のことであろうとなかろうと、責任を取っていないわけですから、この事件やもろもろの職員に関連した事案について事件がありましたが、そのことについて綱紀粛正ができていないわけです。その態度がこういう結果につながっているんじゃないですか。そのことを言っているわけです。(発言する者あり)ちょっと質問があっているみたいですから。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) どういう結果につながったか教えてください。 ◆議員(柿野義直君) どういう結果に……。 ◎町長(井上幸春君) つながったのか。 ◆議員(柿野義直君) 意味が分かりませんが。ちょっとストップ。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 私も意味が分からないので聞いただけです。柿野議員の質問が分からんかったので聞きました。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) いや、いろんな事件が起きました。いろんな職員に絡む案件や事件が起きました。いや、もう忘れているんですか。プレミアム等、いろんな案件が起きたでしょう。職員が絡んでおったでしょうが。そのことを言っているわけです。 そのときにしっかりした対応を取っていないわけです。そういう認識だからこういう結果が生まれたんではないかというのが私の考え方です。あえて言えば。だから、町民も、町長本当に責任ある、町長としての責任を取った町政を行っているんだろうかというのがその思いです。ぜひそのことについて答えていただきたいと思います。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 私もいろんな、先ほど議員が言った意味が分からなかったので、少し今思い出しましたけれども、プレミアム商品券のことにつきましても、確かに職員はそういう意味も分からず、親の代理で行ったということでありました。そのことは厳しく私も注意をいたしました。 また、今回のそういった職員採用の不正事件に関しましても、私は、今後二度と起こらないように、再発防止に努めていきたいと、そういうふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 最後ですけれども、私、町長、口だけでは何とでも言えます。実際に行動で示して、実際にあるべき状態を町の状態をつくっていただきたいというふうに思っています。次の選挙でどういう結果が生まれるか分かりませんけれども、それもしっかり訴えて、町民に分かるように説明していただきたいというふうに思います。 これ……。 ○議長(田中勝馬君) 柿野議員、時間が来ていますのでまとめてください。 ◆議員(柿野義直君) まとめます。 こういう政策らしきものを皆さんにお配りしているようですけれども、これは討議資料ですか。討議資料であれば討議資料とどこかに打っておかないと、問題が起きるんじゃないかなというふうに私は思っております。ぜひ気をつけて行動していただきたいと思います。 しっかり町民に綱紀粛正を行うんだということを分かるように、しかも実際に示していただきたいというふうに思います。 以上です。終わります。ありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) 一般質問を続けます。 通告順位2番、議席番号11番、原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 皆さん、おはようございます。2番、原田和美です。ただいまより一般質問いたします。 学校再編についてです。 旧犀川地区については伊良原小中学校一貫校犀川地区小学校が完成し、豊津地区では豊津小学校新築工事の発注が終わりました。勝山地区においては、いまだにまだ予定地も決まっておりません。今後の予定地を含めた計画を町長にお伺いします。 次に、政治倫理条例についてです。 前回の議会からの再質問になりますけれども、条例を守らないのに何の罰則もない、効力もない。まして規制を行わないような当条例は必要ないのではないかと町長に考えをお聞きいたします。 次に、教育行政について。豊津小学校建設工事についてです。 平成31年度に豊津地区小学校建設に伴う予算が予算書に掲示され、この年、設計業者に入札が実施されました。落札業者の氏名、落札金額、また令和3年10月26日に実施されました豊津地区小学校新築工事の落札業者、落札金額、また地元業者が落札金額、関係資料の提出を求めて、町長の回答はもう時間の都合上、もう差し控えてもらいます。財政課には概要資料をお願いいたします。 次に、健全な財政運営について、負担金・補助金及び交付金について質問いたします。 転作についての資料請求を行い、提出していただいた内容について伺う。 事業については、聞き取りなどの再調査を行うと当時伺いましたが、提出していただいた資料内容、調査事項に間違いはないかお聞きいたします。 以上です。壇上からの質問を終わります。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 原田和美議員の質問にお答えいたします。 最初に、本町の学校再編については、児童生徒数の減少や校舎の老朽化が進んでいることから、今後も行財政改革に基づく公共施設再配置計画によって計画的に諸準備を行いながら、小中学校の再編に向け事業を進めてまいります。 このような中、昨年9月の議会定例会中において、先行して中学校を1校に統合する方針を説明し、併せて勝山地区小学校についても1校に統合することを報告させていただいたところです。 そのため、まずは中学校の再編整備計画を策定し、その後、勝山地区小学校の位置や規模等についての検討を行い、基本計画が決まり次第その内容を報告させていただきたいと考えております。 次に、政治倫理条例の必要性についての質問にお答えいたします。 全国で初めて政治倫理条例が制定されたのは昭和58年に大阪府堺市で起きました収賄事件がきっかけだったと聞いております。 その後、政治倫理条例の制定は全国的な広がりを見せ、旧勝山町では昭和63年、旧豊津町では平成2年、旧犀川町では平成7年にそれぞれ政治倫理条例が制定され、3町合併の際、旧3町の政治倫理条例の目的及び意義を引継ぎ、みやこ町政治倫理条例が制定されました。 この政治倫理条例は、罰則によって倫理を遵守させるものではなく、私を含めた町三役及び議会議員が自らその人格と倫理の向上に努め、町政に対する町民の信託に応えるため、公職に就くものとしての倫理基準として遵守規定等を定めているものと理解しております。 したがいまして、みやこ町政治倫理条例は、町議会及び行政にとって大変意義深いものであると考えています。 しかしながら、現在のみやこ町政治倫理条例の規定について改正すべき点があるということであれば、条例制定時の経緯もございますので、今後改めて議員各位とともに検討させていただきたいと考えております。 この教育行政、豊津小学校の建設工事について、これも私のほうから答弁させていただきます。 豊津地区小学校建設に伴う予算につきましては、令和3年度予算に、令和3年度から令和5年度までの3か年において、総額18億9,630万円の継続費を設定いたしました。議員御質問の平成31年度から令和3年度までの豊津地区小学校建設に関する設計、工事、落札金額等に関しましては後ほど資料提出させていただきます。 次に、学校再編のことでございます。 本町の学校再編については、児童生徒数の……。ごめんなさい。順番がちょっと間違っていました。申し訳ございません。 先に学校再編のことを報告させていただきます。 本町の学校再編については、児童生徒数の減少や校舎の老朽化が進んでいることから(「もう言うたとたい」「もう終わったで」と呼ぶ者あり)終わったですか。(「終わった終わった」と呼ぶ者あり)すみません。ちょっと順番が飛んで、失礼しました。申し訳ございません。 健全な財政運営についてですね。失礼しました。 この健全な財政運営についてですが、令和3年度の大豆、ソバの作付において現地確認を実施した際に、播種発芽の確認ができなかったものについて生産者と打合せの上で、経営所得安定対策補助の対象から外したものがあります。その件数を報告させていただいております。 また、補助の対象となっている大豆、ソバ、麦につきましても1反当たりの収穫量が著しく町平均の収量を下回る営農組合等の生産者に関しては、その要因が分かる理由書や根拠となる資料を提出させることとしており、その中で生産が合理的でないと判断されたものについては、補助金の返還を求めることになります。 議員に提出しました資料については、担当課において十分に確認させておりますが、不備な点等があれば再度提出させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 すみません、ちょっと資料が混じっておりまして、失礼いたしました。申し訳ございません。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 町長、喧嘩したあとけなかなか質問しにくいんですけど。再質問させていただきます。 小学校延伸については、町長が言われるとおり、中学と一貫校した後に勝山地区の小学校の再編に取りかかりたいということでありますけれども、私の考えとしては、中学校1校よりも先に小学校を勝山小学校の再編のほうが先ではないかと思いましたので、一般質問しておりますので、そこのところを、町長、中学校やないで小学校、やっぱり旧勝山地区の父兄の皆さん、やっぱり小学校はいつ、もう犀川ができて豊津ができて、いつできるやらという期待があると思うんです。その期待を裏切らないようにと私は質問していますので、中学校はその後でもいいんやないかと私は思うておりますので、どう思いますか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 財政上のこともありますけど、担当課と相談をして、もちろん議員のおっしゃるように、勝山地域の方もこのことは希望していると思いますので、そういった方向でできることはやっていかなければいけないというふうに考えておりますので、少し、この次のことしか答えられませんけれども、私はあくまでも願望として申し上げさせていただきました。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 小学校再編について、そのようにあれして、政治倫理条例については、町長が、町長選挙もあるし、この際質問いたしません。 豊津地区の新築工事についてちょっと建設課長にお伺いしますけど、豊津小学校の新築工事が出る前に、地元業者が配水管仕事をしていました。造成工事と配水管仕事をしていたと思うんです。その配水管仕事が終わっていないのに大手落札業者が土管の中に入って工事をしてあったです。建設課は、この配水管仕事を検査しましたか。 ○議長(田中勝馬君) はい。 ◎建築課長(白川義徳君) 原田議員の質問にお答えします。 配水管工事の検査はしております。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) したと言うけども、配水管工事、あれ1月31日まで工期じゃろう。いつ大手があの敷地の中に入っているんですか。1月の20日ごろから入っているんですよ。それでよう検査できますね。もう入ってすぐ、とっとっとっと土を広げて、重機が入って。私は毎日孫を学校まで送っていって迎えに行きよるけ分かるんです。検査できるわけないんやから。私、請負しとったですよ。私、前請けた業者の工期が終わってから次に落札した業者が入るのが当たり前やないですか。それまで前の仕事をしている業者の責任と思うんです。それをどういうあれで行政は検査できるんですか。私、毎日行きよるけ分かりますよ。今しちょる、やり返ししよるのも。私はしていないと思います。写真検査かなんかと思いますよ。 前の業者が重機も引き揚げてない、何も引き揚げてない。工事も終わってないのに事務所を建てらしたり、中に重機を入れて仕事をされている。これ、行政はちょっとあんまり大手の業者に対してあれしよるんじゃない。地元業者には厳しく、大手業者に優しゅうしよるんじゃないかね。そこのところをちょっとお伺いします。 ○議長(田中勝馬君) 白川建築課長。 ◎建築課長(白川義徳君) 配管の埋設工事ですが、そのたびに埋設する、終わった、地中に隠れてしまいますので、ある程度延長したらその都度検査はしておりました。確認は。 それと、地元業者ばっかり厳しくしているつもりはございません。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 課長、いろいろ言うけど、わしも仕事しよったきわかるけど、終わってないところによその業者が入ってきたら頭に来ますよ、はっきり言うて。 地元業者が落札したら、期限が1月31日です。工期が。その前に入ってきて、よその土場を荒らすんと一緒じゃから、それをたとえ大手業者であっても許されることやないです。工事の検査が終わりましたというけど、終わったけて、誰が信用しますか。そういう逃げ口上言うちゃいけません。 また、大手業者についての質問しますけれども、PCパイルとか指定していましょうが。指定したら、普通のPCパイルの10メーターで一番最高が30万円よ、10メーターもんで。これ指定したら1本何ぼになりますか。まして、残土についても、昔は打ち込みよったが、今はドリルで穴を掘ってパイルを入れるんやけど、あれをコンクリートと混ぜて産業廃棄物で持っていくことになっているというけれども、飯塚まで持っていったらどれだけの運送賃がかかりますか。そんなのをちゃんと計算したんですか。あれあんた、セメンまいていますか。毎日見ますか。私は毎日行きよるけど。見たことないですよ。掘って横に置いちょって1人で完成しよるやない。それやったら何であんな地元に産業廃棄物しよる業者がおるのにそこに持っていかせんの。飯塚まで運搬賃どれだけかかりますか。 ほんなら、荒谷団地はほんならパイルを打ってないでしょうが。同じ防衛庁予算でしょうが。そうでしょうが。それで、指定をしてないじゃない、指定を。なんで小学校は指定するんですかという。 指定したなら指定したで、議会承認を受けるときに何で、これとこれは指定していますということを議員の皆さんに言わんの。誰も知らんでしょう。知っていますか、指定されていることを。そういう工事の出し方では、お金が、10円のものが120円になるんやから。そうでしょう。やっぱり行政はいかにして工事を安くあげないけないということを考えたら、そういう指定せんでもいいと思う。 ましてや、あそこは地元業者が配水管とかなんとかしよう、もしパイルを47本打つというが、地元業者がしたのに当たってあれしたらどうしますか、あれ。もう工事のし直しできないでしょうが、あそこ建ったら。そういうことも考えたんですか。それだったらあんた、荒谷団地にしよる工法でやったらいいじゃないですか。 地元業者の入札単価は絞る、大手の入札単価は上げるとか、そういうことじゃ、私は信用できないです。地元業者をかわいがって大手業者を絞るというんじゃったら私は納得しますけど。 時間の関係もありますけ、学校のことはもうこれで終わります。次のときにまた再質問しますけど、町長、補助金の件やけど、資料請求で資料をもろうちょるけ、これ間違いないと思うけど、もし間違いがあったときは、ちゃんとした責任は取ってもらいます。 今ここでやあやあ言うたから、町長選挙も控えてるんやから、私は言いませんけ。それで、次のときに何かの形でまた次回でも質問させていただきますので、一般質問はこれで終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) ここで、暫時休憩といたします。再開は11時10分といたします。よろしくお願いします。午前10時58分休憩………………………………………………………………………………午前11時09分再開 ○議長(田中勝馬君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位3番、議席番号3番、柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) 3番議員、柿野正喜でございます。令和3年度3月定例会での一般質問をいたします。 新型コロナ感染症予防対策について伺ってまいります。 2019年12月、中国武漢市で発生したと言われている新型コロナは、発生から既に2年を経過していますが、依然としてウイルスは変異しながら収束への出口がいまだ見えない状況であります。その状況下、私たちは3回目接種を余儀なくされ、予防に努めているところであります。 そこで、1点目伺います。 政府専門委員会では、ワクチンを種別に関係なく、早くの接種を訴えています。そこで、2月末のみやこ町の全体及び高齢者の接種状況をお伺いします。 次に、コロナ発生時は、高齢者に感染者が集中していましたが、コロナ株の変異する中、みやこ町でも現在では子供から高齢者まで、毎日複数人の感染者が確認されております。2月の年代別感染者数をお伺いいたします。 3点目は、長期化しているコロナ感染症の予防対策の中心となる職員体制はどのようになっているかお伺いします。 最後に、コロナ禍での公共施設の運用の在り方です。 公共施設は、コミュニティの継続や住民にとっての居場所など、施設ごとに目的を果たす役割があります。状況によりできる限り保障されなければならないと考えるが、みやこ町では1月25日に公民館、図書館など公共施設を休館としたが、その効果をどのように評価しているのか、お伺いします。 簡潔な答弁のほど、よろしくお願いします。 また、命に関わる問題でございますので、できるだけ町長に答弁を求めます。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 柿野正喜議員の質問にお答えいたします。 新型コロナウイルスワクチン接種の3回目につきましては、1回目、2回目を接種された方で18歳以上の方が対象となります。本町の接種状況につきましては、国が管理していますワクチン接種記録システム、VRSでは、2月末現在、5,242人の方が接種をされており、18歳以上の人口に対する接種率としては31.9%となっているところです。 特に、65歳以上の方に対する接種状況につきましては、4,251人が接種されており、65歳以上の人口に対する接種率として55.1%となっているところです。 次に、2月におけるみやこ町での感染者の状況についてです。 本町で把握している2月における年代別の感染者の状況につきましては、10歳未満が55人、10代が47人、20代が37人、30代が32人、40代が46人、50代が23人、60代が34人、70代が19人、80代が16人、90代以上が12人となっており、合計321人が感染していたとのことです。 次に、職員体制についてです。 まず、本町の新型コロナウイルス感染症に対する体制といたしましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき設置しているみやこ町新型インフルエンザ等対策本部において全庁的に取り組み、各課で所管する状況について共有を行い、本町の対応等について協議を行っているところです。 新型コロナウイルス感染症の対応に当たる職員については、業務負担が増加している部署においては会計年度任用職員による増員を行い、また、必要に応じ、各課職員で協力しながら対応を図っているところです。 次に、公共施設の休館の評価についてです。 新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、福岡県が国の緊急事態措置の対象となった場合や福岡県独自の福岡コロナ特別警報が発令された場合などにおいて、みやこ町新型コロナウイルス感染症対策本部を開催し、国や県の感染対策の方針や町内の感染状況等を踏まえ、公共施設の休館について検討し、決定しています。 基本的には、福岡県が緊急事態措置の対象となる期間や福岡コロナ特別警報の期間においては、町内の公共施設を休館しているところです。 公民館や図書館等公共施設を休館することにより、町民の皆様には御迷惑をおかけいたしますが、町民の健康と安全を最優先し、新型コロナウイルスの感染力の強さを考えた場合、人と人とが接触する機会を少しでも減らすことが感染防止につながると判断し、公共施設を休館することはやむを得ないことと考えております。 なお、今回、第6波による感染拡大により、1月25日から公共施設を休館していましたが、福岡県が蔓延防止等重点措置を解除されたことなどから、3月7日から施設の利用を再開しているところでございます。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) それでは、再質問させていただきます。 今、答弁の中に、2月中は321人とありました、答弁に。それで、これは町のホームページですけれども、2月は318人になっています。319人です。どちらが正解か、どっちでも構わないと思うけど、2人差があります。答弁と。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) ただいまの質問にお答えいたします。 ホームページのほうで今公開しているのが319人ということで、321人と比較しますと2人ほど数値が違っておりますので、調査の上、正しい数値に修正をさせていただきます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 進課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) すみません。先ほどの2人の件ですが、今行政経営課長のほうから調査をということでお話がありましたが、全員協議会のほうでもちょっと御説明をさせていただきましたが、こちらの数字のほうは、まず京築管内のほうからみやこ町のほうに状況等の報告をいただいている数字となっております。その後、県のホームページに挙げるときに、多少情報の修正等が入っていっているようです。 みやこ町のホームページにつきましては、あくまでも福岡県のホームページに掲載されている発生者番号と突合させながら公開させていただいておりますので、多少数字がずれる場合があります。今ちょっと分かっている限りでいきますと、321人が319人ということで、みやこ町のホームページは出しておりますけれども、ここの数字については、10歳未満のところが55人になっておりますけれども、お話をさせていただきましたがこれが54人、それと、50歳のところが23人ということでお話をしておりましたが22人という形の情報の訂正といいますか、ホームページとの乖離がちょっとあるということです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) 分かりました。 それで、接種は急がれるわけなんですが、国会での政府答弁は、全国の自治体から97%、97%という数字が踊っていたんですけれども、そこで、2月中に高齢者の接種を終えるとの報告があったということです。そこで、みやこ町はどういう報告をされたんですか。97%ですね。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て・健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 国のほうの3回目の接種につきましては、冒頭、3回目の接種に至るときはまず接種間隔を8か月空けるという形でのお話、説明になっておりました。昨年の12月17日だったかと思います。国のほうから接種間隔の短縮を求められました。その後、幾度となく接種間隔の短縮の協議が国から出ておりまして、最終的には8か月が、予約枠等の確保ができるようであれば皆さん6か月でいいですよということになりました。 現在のところ、みやこ町につきましては、冒頭、65歳以上の方の接種については4月の上旬ぐらいの計画を置いてきていたわけなんですが、国からの要請もあり、それを少しでも短縮できるような努力をさせていただきました。そのために、集団接種等も急遽ではありますが開催をさせていただきまして、郵便予約等も受付をさせていただく中で、3月になりまして、今週ぐらいですか、65歳以上の方がおおむね接種が終わっていくような形になろうかと思います。 先ほどの御質問にありました国のほうにつきましては、2月中というのはなかなか厳しいということで御報告をさせていただいております。町としても努力をさせていただきながら、3月上旬ぐらいで65歳以上の方の接種が終わるようにということで御報告をさせていただき、それに伴って、福岡県でも近隣の行橋市のほうでみやこホテルさんのほうで接種の開始を行ってきたというような状況になっております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) それで、97%の、報告はみやこ町はできないよという報告ですね、要するに。 大体1回目、2回目の接種が88%ぐらいですので、その数字には届かないよという報告をしたということですね。 それで、この97%、要するに3%に入っているわけですね、全国の。みやこ町が。ですよね。じゃ、それは町長、どんなふうに判断するんですか。全国の3%に入っているんです、みやこ町が。ほかのところは97%。これが本当ならば。しかし、国会を見ていると、質問者は、できるんか、本当にできるんかとしよるんですけれども、答弁のほうは97%できるよという報告を受けているということ。その3%にどうして入るんですか。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て・健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 御指摘のとおり、確かにできる・できないという話で御報告させていただく中で、3%の中に入っているというところではありますが、実態といたしまして、本町におきましては3月の上旬程度で65歳以上の方が終了していくような形になっております。他市町村の報告時の状態と現在の状況、実際の接種状況というのがやはりちょっと乖離をしているのではないか。 といいますのが、今回のワクチン接種でちょっと課題になっておりますけれども、ファイザーとモデルナのワクチンの2種類を使うということになっております。こちらのほうも郵便予約という形で、どちらでもいい方についてはモデルナというワクチン接種もさせていただいているところでありますが、郵便予約等をやらないところの自治体においてはなかなかモデルナのほうが埋まらないというような状況もあるようです。そういった状況を鑑みますと、みやこ町の接種状況は、確かに報告では3%の中に入っているかもしれませんけれども、実態としては早いほうで終わっていっているのではないかというふうに認識をしております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) はい、分かりました。 それで、高齢者の方が感染するとなかなか重症化しやすいというようなことが言われております。それは事実だと思うんですが、75歳、後期高齢者の方、それから65歳以上の方、それはなぜ分けなかったですか。例えば、築上郡の町なんかは、75歳以上の方は優先的に早くやっているんです、接種を。そこら辺はどうやって高齢者の方を優遇するような形でされなかったのか。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て・健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 確かに、75歳以上、65歳以上という形で分けていければよかったとは思うんですが、前回の1回目、2回目の接種時に高齢者の方がなかなか予約が取れないという話もありました。それと、今回の12月17日の改正前までにお話があったものについては、基本的には接種順で行っていくという形になっておりました。国からの方針が幾度となく変わってくる中で、本町といたしましては、まず65歳以上の方に郵便予約で、接種順で受けていただくというような、昨年の12月から準備を進めてきたところです。なかなかそこから方向転換等をするのが厳しい状況にもありましたので、こちらのほうで接種枠をできる限り広げていって、早めに打てるような状況で体制を組んできたところです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) というのも、それもあるんですが、ちょっと私、みやこホテルのほうで接種に行ったんですけれども、それでそこで感じたのは、私おふくろがまだしてないから連れて行ったんです。93なんですけれども。周囲を見ても、そんな、それだけ超高齢者はいないなと感じたんです。これでいいんかなとちょっと感じたんです。高齢者はやっぱり早くどこかで打つべきじゃないかと思ったんです。みやこホテルまで行って打つよりも。 それで、これは新聞記事ですけれども、みやこホテルでやった、予防接種をやった方のコメントが掲載されておりました。読んでみると、コメントをされた方は、みやこ町の保育士、仮称です。ミヤコさん60歳は、「自治体の接種は遅れそうだったので集団接種を予約した。早く打てて安心した」。住民はこう言って不安を抱えているんです。要するに、自治体の接種は遅れそうだと不安を持っているわけです。要するに、8か月で当初皆さんには御案内の通知を出しました。それで、それについての私の場合は、7月に2回目接種をしていますので、3月の9日以降と書いてあります。そのまま、そういう状況の中で、国のほうでは早く打て、早く打てと、そう言われたって、自分は3月9日以降じゃないとできないじゃないですか。 そして、8か月から6か月に変更になって、もうすぐに3月9日がこういう状況に変わりましたというものがあれば待てるわけです。だけど、その通知がないです。すぐにはなかったです。後日あったわけですけど。そういった対応が少し遅れてしまっているんじゃないかなと思ったわけです。 それで、後の質問にも書いていますが、組織はどうなっているんだろうかと思ったわけです。後で質問しますけれども。 それで、福岡市なんかは今あるやつを予約券、予約はもうしないでもやるよというようなこともされています。それから夜間もしますよというようなことをされているんです。大都市なんですけれども、そんな柔軟にどんどん進んでいるような気がするんです。ああいうニュースを見れば。 それで、小さな市町村はかたくなにやっているような気がします。それでスムーズな接種が急速に進まないんじゃないかという感じを持っているんです。そこらはどうなんですか、判断として。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て・健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 御指摘のとおり、時期的なタイミングが全国の報道等によるものによると遅れているというようなお話もちょっとありました。しかしながら、今後も各自治体でも、今回のワクチン接種については、国のほうから随時方向性が変わってきたというところが物すごく悩ましいところでありまして、みやこ町におきましては、個別接種で今回いくよという話になりました。 みやこ町の個別接種、集団接種等については、前回の場合、京都医師会と御協力をいただいたところでありますが、京都医師会のほうにおいても、今回急激に早く打てということもありましたものですから、なかなかみやこ町自体に集団接種というのを御協力をするというのも難しい状況にもなりました。 今回、大きな病院ということで、現在、新行橋病院さんとか大原病院さんとか、そういった大きな病院のほうに御協力をいただいて集団接種を開いてきたというような現状であります。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) それから、接種に際しての対応なんですけれども、これが案内の通知です。それで、接種券、これは接種券ですね、みやこ町の。町長、みやこ町の接種券はこれです。接種券です。これに接種券とかどこにも表示がないです。接種券番号というのがあるんです。だから、ああほかに接種券があるんだなと。自分の接種券の番号は何番だなというのは分かるんですけれども、接種券とはどこにも表示がないんです。 それゆえに、これに書いているんですけれども、接種を受けるときにはこの用紙、接種券じゃないです。通常接種券と予診表を持ってこいとなるはずなんですけれども、これは「この用紙を持ってきてくれ」と書いてあります。新聞なんかの報道では、広域の接種でも予診表と接種券を持ってきてくださいと書いてあります。接種券じゃないです。 厚労省の見本を見ると、接種券とぱっと打っているんです。どうやってこういうレイアウトを考えるんですか。見て、これ接種券だと分かるものが欲しいわけです。分からない。どうやってこれ、どこかで、京築で何か統一したものなんですか、接種券というのは。これを接種券に代えたということは。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て・健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 京築で統一しているという形ではありません。厚生労働省のほうから示されている様式におきましては、1回目、2回目においては接種済み書と接種券と予診表を3点セットで1回目、2回目は配付させていただきました。今回も、3回目におきまして、一体的な──すみません、ちょっと自分がごちゃごちゃと話になっているものですから、そちらのほうは接種済み書と書いていないでしょうか。真ん中辺に接種済み書(発言する者あり)すみません。接種済み書になります。 要は、今回におきましては、予診表と接種券が一体的なものの形に形が変わっております。そちらのほうについては、接種済み書になりますので、接種を行った後に病院の先生が例えば接種を受けられた場合は、ロットのシール等を接種済み書に貼るような形になっています。 御案内には、予診表と接種済み書を持参くださいという、別紙ですけれども、御案内を書かさせていただいていたんではないかというふうに認識をしております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) これには、そんなことは書いてないです。この用紙と予診表を持ってきてください。これには書いています。 それから、これはどこか千葉県ですか。これは結構進んでいるんです。そこは、例えば令和3年6月下旬から7月まで、これは私該当する欄です。そこではもう令和3年12月16日に発送ですよ。令和3年ですよ。 それで、対応が早いというたらあれですけど、これはこういうところになるというのはあれなんだと思います。もう国が8か月がまた変わるだろうと予測したと。もういろんなことが変わっているじゃないですか、何か臨時給付金でもクーポンにするとかなんかいろいろ変わってくる。それを予測してあると、もうそれを待ち構えたんじゃないけど、だからこういうふうにして、ちょっと待てよ、変わるよ、変わるよといって、やっぱり常に対策本部が情報収集に図っているんですよ、多分。だから、こういう対応ができるんだと思うんです。去年からもうそういうことを考えてやっている。そういう状況だと思います。それも組織づくりに関係するんでちょっと言いましたけれども。 それで、ここはあれなんで、公共施設のほうに行きます。 公共施設を1月25日ですか、されたわけですが、された効果です。感染者の確認状況を見ると、2月の321人です。それだけ出ているんです。その効果は、これから見れば出たような感じにならないです。 隣の町は、休館をやっていないんです。ああ、ここの町はしないんだなと思った。だけど、いずれやるだろうと思ったら、まだしていないんです。それは何でですか。そこがしていない理由。 ここは、321人出らんで、それだけの数が膨れ上がらんで1月と平行してきている数字ならば、ああ、なるほどなと思うかも分かりませんが、そういうことの効果が出てないんです。 もうこれは取り戻すことができんのですよ、これは。閉館していろんな教養を高めたい人もおるだろうけど、もう休館して、それはもう取り返しのつかないことをやってしまったんです、これは。そうは思いませんか、そうやって。本当は休館せんでよかったんかも分からん。 ○議長(田中勝馬君) はい。 ◎生涯学習課長(中村銀次君) 公共施設の休館ということで、公共施設を数多く所管しています生涯学習課のほうから答弁をしたいと思います。 基本的には、第5波まではほぼ国・県の施設の休館方針に沿っていたところがございます。しかしながら、第6波につきましては、国・県も休館をしていないところが多くございます。しかしながら、このオミクロン株の感染力の強いということがございました。また、みやこ町でも学校クラスター等の感染が出たため、やはり町民の命のほうを優先させていただいて休館を決めざるを得なかったということでございます。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) それで、政府の専門委員会の意見はこう言っていたんです。オミクロン株の特性に合った対応ということで。だから、尾見会長も大胆な発言をしました。ステイホームは必要ないような、そんな発言もしているんです。だから、結果として、その特性のあったというふうには思えないんです、そういう言い方をすると。特性のあったと。 それで、いろいろありますけど、最後に1つだけ答えていただきたいと思います。 町長が登庁してから、まずコロナ対策を考える必要があると思うんで、一番今の関心事はコロナ対策と思うんですが、その協議等はされているんですか。まず登庁してからです。どうなっているんかとか、陣頭指揮はどなたが現実に取られていたんですか。全庁にやっているというような最初の答弁にいただいておりますが。どんなふうな感じでされているんですか、コロナ対策を。ちょっとイメージできないんです。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。
    ◎町長(井上幸春君) 本当に、議員がおっしゃるように、早くコロナを収束することを考え、担当課とは逐次相談をしながら、そして、どういうふうにしていったらいいのか。もう細かいことは一々私に報告、事後報告でいいから、するべきこきを早くやってください、そういうことで私は指示をしております。 というのは、緊急の事態もありますので、一々私のところにお伺いを立てて、そしてどうするかこうするかと言っている間に時間が過ぎてしまいますので、そのことは事後報告でいいので、大事なことだけを、さっきの、いつまでやるかとかいうことに関してのことはありましたけれども、とにかく迅速に行うようにという指示だけはしております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) 30秒だけお願いします。こんだけ患者が出ているんですけれども、重傷者、それから死亡者はわかりますか。 ○議長(田中勝馬君) 子育て・健康支援課長。進課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) すみません。申し訳ありませんが、その数字については、コロナ感染ということだろうと思うんですが、ちょっとすみません、把握は分かりません。 以上です。 ◆議員(柿野正喜君) どうもありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) 一般質問を続けます。通告順位4番、議席番号12番、熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 12番、熊谷みえ子でございます。一般質問を行います。 新型コロナウイルス感染症の対策、また、就学援助制度の受給状況と学校現場の現状についてお伺いいたします。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を創設されております。コロナ禍における感染拡大防止や影響を受けた地方経済や住民の生活を活性化させる目的がございます。 原則として、新型コロナウイルスへの対策であれば、使途は地方自治体が自由に選択ができます。みやこ町としての独自支援策について検討しているかについてお伺いいたします。 事業者支援の状況についてでございます。 コロナ禍の中、みやこ町独自の支援策を求めております。事業復活支援金を持続化給付金並みに増やすなど、暮らしと営業を守る要求がございます。この点で、ぜひまともな補償、速やかに行う、また、業者、小規模事業者を応援する、また、事業者の立場に立った丁寧な相談体制をつくることを求めます。 また、コロナ禍で困窮している方の把握と支援について伺います。 食料支援などを取り組まれている自治体もあると聞きます。支援体制を求めます。 また、現状、自宅療養家庭への支援策はどのようにしているのかお伺いいたします。 自宅療養者に医療や支援の手が届かない事態を繰り返さないために、自治体としての取組はどうなのかということをお伺いしたいと思います。 また、3番目に、ワクチンの接種状況の報告を求めております。 これは、この件に関しては若干の報告がありますが、書類上での報告で求めたいと思います。 4番目に、新型コロナによる学校環境対策について伺います。 タブレットでの学習支援の取組状況はどうかとしておりますが、問題は、コロナ禍の外出自粛などでデジタルデバイスに触れる時間が長くなって、視力に低下するなど、子供の目を守るための対策が必要ではないかと。学校現場としての指導の在り方についてどう取り組んでいくのかもお伺いいたします。 2番目に、就学援助制度の受給状況でございます。 子育て応援のためにも、対象者の拡大を求めたいと思います。 また、今年度は就学援助制度、オンライン学習通信費の全額支給が新たに対象として上げられています。今回、みやこ町では今後対象とするのか、どのようにお考えなのかお伺いをいたします。 ぜひ就学援助制度の制度の拡充、そして、せめて学校給食は全児童・全生徒に対象とすべきではないかと思います。この点についてもお伺いをさせていただきます。 以上、それでは、壇上の質問を終わらせていただきます。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 熊谷みえ子議員の質問にお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症対策における事業者支援の状況と町独自の支援策についてお答えいたします。 まず、当町においてこれまで取り組んできた感染症関連の経済対策についてです。 令和2年度におきましては、「がんばる事業者応援金」「元気な未来づくり商品券」「新しい生活様式対応店舗等支援金」の3事業を実施いたしました。 「がんばる事業者応援金」は、国・県の給付金・支援金の対象とならなかった事業者に対し、20万円ないしは40万円の応援金を給付するもので、50件、1,300万円を交付いたしました。 「元気な未来づくり商品券」は、町内の消費喚起と町民の生活支援のため、1人当たり1万円分の商品券を交付したものです。申請のあった1万8,907人に商品券を配布し、併せて事業者が換金する際、額面の10%を事業者応援金として交付いたしました。 「新しい生活様式対応店舗等支援金」は、30万円を上限に、新型コロナウイルス感染症に対応した店舗づくり等に取り組んだ事業者に対し、支援金を交付したもので、173事業所、4,533万7,000円を交付しました。 令和3年度におきましては、前年度の繰越事業としてスーパープレミアム付商品券事業を実施いたしました。これは50%という高いプレミアム付き商品券を発行したもので、販売総額は通常券で2億3,700万円、キャッシュレス6,000万円の計2億9,700万円で、町内の消費喚起に大きく寄与できたものと考えております。 以上のように、令和2年度から令和3年度にかけて町独自の4事業を実施し、町民の生活支援と同時並行して町内事業者への支援を行ってまいりました。 いまだ収束の見通しが立たない新型コロナウイルス感染症ですが、今後も経済の先行きについて予断を持つことなく、臨機応変かつ迅速な事業者支援の在り方を考え、町としてできることは躊躇なく実施するといった心構えで取り組んでまいりたいと考えているところです。 コロナ禍における生活困窮者に対する食料支援等についてお答えいたします。 食料支援につきましては、福岡県自立相談支援事務所において、相談者の生活状況に応じて適時実施しております。 また、みやこ町社会福祉協議会においては、支援が必要な方に食料の提供がされているところです。町といたしましては、今後も支援が必要な方に対しては引き続き情報提供を行い、速やかに関係機関につなげてまいりたいと考えております。 さらに、みやこ町では、新型コロナウイルス感染症の自宅療養家庭への支援として、新型コロナウイルス感染症の自宅療養者及び濃厚接触者への買物支援を実施しています。保健所から指導された自宅待機期間に必要な食料や生活用品の買物の支援を行うものでございます。身近な支援者がいない場合には、保健所から対象者へ支援に関する情報提供が行われるため、新型コロナウイルス感染症に感染した中でも不安の軽減や日常生活の維持につながるよう、今後も保健所と連携しながら対応してまいります。 3回目の接種状況または新規に接種希望者がある場合の対応についてお答えいたします。 3回目の接種状況につきましては、国が管理していますワクチン接種記録システムVRSでは、2月末現在5,242人の方が接種されており、18歳以上の人口に対する接種率としては31.9%となっているところです。 国が把握している我が国での接種率及び福岡県の接種率よりも高い状況で進んでいるところです。 また、新規に接種希望があった場合の対応につきましては、現在、やまびこ診療所において実施しています。 新たに接種希望がある方については、引き続き対応を行っていきます。 教育問題につきましては教育長がお答えいたします。 ○議長(田中勝馬君) 桝口教育長。 ◎教育長(桝口広二君) 国のGIGAスクール構想によって整備したタブレットの活用状況についての御質問です。 最初に、日頃の学校での活用状況についてです。 学校ごとに時間の多少はありますが、どの学校でも、タブレットを使って自分の考えや意見を交わしたり、観察写真や動画を撮ったりなど、タブレットを活用した授業が行われています。 小学校では、どの学校でもタブレットにインストールしたドリル教材を活用した学習が行えております。中学校では、タブレットと電子黒板を活用した授業が行われており、来年度からは教師用デジタル教科書の導入を予定していることから、授業で活用する機会がより一層増えることが予想されます。 次に、家庭学習での活用状況についてです。 教育委員会でもオンライン学習でタブレット活用ができるよう、フィルタリングソフトを導入し授業場面を撮影するカメラや、充電アダプターを買いそろえているところです。しかし、品物の中には全国的に不足している物もあり、現在のところ自宅でのタブレットの活用は進んでいないのが現状です。 しかし、中学校では、家庭にあるパソコン、タブレット、スマートフォンを活用した学習活動を進めており、休校や学年閉鎖による子供たちの学習機会の確保に努めているところです。 教育委員会としましては、学校に配付したタブレットが家庭でも活用できるよう、引き続き準備を進めてまいります。 次に、就学援助制度受給対象者の拡大についての御質問です。 就学援助費の支給対象者につきましては、町の支給規則の第2条に規定され、就学援助認定基準額についても生活保護基準の1.5倍以下と定めており、前年所得により判断しております。 また、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済的理由によって就学することが困難であると認められる世帯については、直近の就業の状況や所得の状況によって就学援助費を支給することにしております。 今後についても、近隣市町の状況を踏まえ、教育委員会で協議しながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) ありがとうございます。なかなか外の風が冷たいで、ありがとうございます。 まず、事業者の支援の状況についてお伺いいたします。 月次支援金が変わりまして、変わるというか、新たに事業復活支援金と名称が変わりまして、そういう意味では、金額も10万円から個人にとっても50万円までと以上、それから今度の制度で変わってきたのが、30%以上50万円未満も国の対象となるということでございます。 私、月次支援金の支給に関わってお手伝いしたこともあるんですが、なかなか大変なんです。今回、事業者さんの、その方が事業をしているかどうかを確認する団体まで必要であると。そういう中では、新たにこの事業者復活支援金を受けるための対策が必要なんです。 そこで、みやこ町として、この事業に関して積極的に相談に乗って、受けられるような体制をつくるべきではないかというふうに思って入れさせていただいておりますが、現在では商工会との話合いとかはされているのか。現状についてお伺いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 川本観光まちづくり課長。 ◎観光まちづくり課長(川本英紀君) お答えいたします。 御指摘のとおり、経済産業省、中小企業庁所管の月次支援金は、1月7日で受付が終了いたしまして、その後継的な補助金として事業復活支援金が創設されまして、5月末の申請期限となっております。 なかなか補助金の申請が難しいという御指摘でございますけれども、役場の当課に御相談いただいても結構ですし、商工会も、会員であるか会員でないかということに関わらず相談を受け付けておりますので、遠慮なく御相談いただければと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 商工会に入っている方だと思ったんですが、月次支援金については独自で申請をされたという方がいらっしゃいました。だから、商工会等、そういう窓口になっていただく。特に、事前確認の問題で税理士さんなどお金がかかるところ、これは当然国から補填されますから、そういうのも含めて、きちんと町としてこういうのをやっていますということが、お知らせができていなかったんじゃないかなというふうに思ったわけです。そのお話を聞いて。ですから、どこか、5月までですので、丁寧なそういう説明する場ができないのかなと。これはまして国から100%地域に落ちるお金ですから、みやこ町としてそれだけの相談体制を取って、地域の方々の営業を守ると、そういう立場で、窓口だけではなく、ぜひ取組を求めたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 川本観光まちづくり課長。 ◎観光まちづくり課長(川本英紀君) お答えいたします。 町として、国なり県なりの助成金、補助金に関しましては、なるべくホームページ等を通してお知らせをしているところでございます。 例えば、現在、福岡県感染拡大防止協力金や雇用調整助成金の特例措置の延長についても、速やかにホームページ等に上げてお知らせをしているところですけれども、御指摘のとおり、まだまだ不足しているところもあろうかと思いますので、今後、積極的に取り組んでまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 窓口というふうには、ぜひちょっと定期的に検討してほしいんです。今度の場合は30%も入っていますので、30%からが。だが、なかなか対象にならないというふうに思われている方でも、年平均で12分の1ですれば対象になる方もおられるわけです。ですから、そういう掘り起こしをきちんとするためにの相談窓口をつくってほしいというのが要望でございます。これはお願いしておきます。 次に、コロナ禍で困窮している方への支援です。 これも報道で、自宅療養死と、目立つ高齢者というふうな報道が全国的にもされています。残念なことに、みやこ町の重篤者、重症者の把握がみやこ町ではできていない、できないという点が問題かなというふうに思っております。 今回これを入れたのは、ある方のところに電話がかかってきて、コロナにかかったということで電話がかかってきたんだけれども、本人はかかっていないんです。その件に関して、要するに人間違いです。そのことがあって、じゃその方のほかに困っている方がいらっしゃるわけです。ですから、そういう方への対応がきちんと取れているのかというのが心配されたわけです。ですから、現状として、みやこ町としてどんな対応をしているのか。 それから、先ほどの回答にございましたけれども、相談状況に応じて対応しているということでございます。これもやはり掘り起こしが必要かと思います。どうしても大変なときは自ら行こうという気にはならないのが、残念ながら落ち込んでいるときはそういうことなので、どのような対策が取れるのかなというふうに思っております。 それから、福岡県の自立相談支援事務所の問題も、これはぜひ大々的にお知らせをしてほしいと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) 御質問にお答えいたします。 生活困窮者の掘り起こしといいますか、把握ということについてでございますけれども、本町では高齢者の割合が高いということで、従前より、地域包括支援センター並びに高齢者支援係の職員が、そして、また民生委員並びに社会福祉協議会の緊急支援事業相談員の方々がいろいろとお宅のほうに訪問をしております。 その際に、介護保険をはじめほかの安否確認など、様々なことをやっておりますけれども、その際に、対象者のいろんな暮らしぶりまで観察するようなこととしております。 そういったことから、新型コロナウイルスに感染して重症化している。ほかに誰も支援がいないというような方がいないかどうかまでを把握するようには努めております。 福岡県自立相談支援事務所でございますけれども、昨日ですか、月に1回ほど出張相談といいますか、そういったことを毎月設けておりまして、常にこちらのほうからも、自立相談支援事務所のほうからも連携を図りながら情報交換をしておりまして、食料困難であるとかそういったものに対しても対応しているところでございます。こちらについてもホームページ等、それから広報等でも周知を図っているところでございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 相談窓口にたどり着くまでが大変なんだということを認識を持っていただいて、ぜひアンテナを広げていただきたいというふうに思っております。 ぜひ包括支援センター等がございますので、高齢者訪問のいろんな事業もずっと取り組んできました。町としては、一定の把握をされているというふうに理解をしておりますので、声かけ等、どのような形でできるのか、ぜひ検討して、みやこ町でこのような事態がないような対策を求めます。 次に、ワクチンの接種状況は随時変わっていっていますし、今後また報告も受けるでありましょうから、努力を求めていきますが、今回ちょっとお聞きしたかったのが、新規の接種希望がやまびこ診療所まで行かないといけないということで、やまびこ診療所の活用についてはいいことだなとは思ったんですが、ちょっと、要するに交通の便が、確保が。 それで、前、ワクチン接種の問題で相乗りタクシーの活用をとおっしゃっておりました。そういう点の配慮はできるのかどうかお伺いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て・健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 現在、新規のワクチン接種の部分につきましては、やまびこ診療所のほうでさせていただいております。これは、今既にもう3回目の接種も行っている中で、1回目、2回目、3回目という形で個別病院の中で全ての接種を交ぜてしまうとなかなか大変なところがあるということでありますので、こちらのほうでやまびこ診療所だけで、1か所で限定してさせていただいているところです。 先ほどの交通の便ということ、確かにそうなんですけれども、現在のところは、今までのお話のとおり、相乗りタクシー等の御利用、御自分で行っていただくという形で取らさせていただいておるところです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) やまびこ診療所までタクシーで、自分で行くと大分かかります。車を持っている方とか乗せて行っていただける方がいらっしゃる方はいいんですが。 そういう今回のワクチンの接種の中で問題にされたのが、交通の便が悪い方たちに対する対応なんです。そういう点では、相乗りタクシー券の配布、それからまた新規希望者に対しては、余裕があれば身近な医療機関で受けられるような相談を是非受け付けていただきたいというふうに思います。これも要望でいいです。 4番目のタブレットの問題でございます。 デジタル化が進む中、子供たちの目の状況、私も中学校1年で近視になりましたけれども、大変不便です。まして、コロナ禍にできたのが内斜視、斜視が、要するに1点を見るために斜視になる子供たちが増えていると。そういう意味では、コロナ禍の中で家に引き籠もる事態が続いているわけです。 そういう中で、子供たちの健康の問題が関わってきます。一斉学校休校とかそういう中で子供たちがコミュニケーションを取って触れ合って活動できる場が今の低学年の子供たちにとっても阻害されている現状がある。これをどう改善していくかは、やはりPCR検査をドイツとかは週に2回とかする。そういう中で発生源を抑えつつ、子供たちには日常の活動を確保していくと、そういうことが取られているようでございます。 ですから、一刻も早くそういう今の子供たちが健康上阻害されるような状況に置かれているのを解消すると、そういう観点にぜひ立っていただきたいというふうに思います。 タブレットの便利さというのは当然分かっておりますし、そういう点がぜひ啓蒙というか啓発といいますか、家庭環境に対してのお願い等もしっかり取っていただきたいと思いますが、そういう点は、現状ではどうでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 川寄学校教育課長。 ◎学校教育課長(川寄光一郎君) ただいまの質問にお答えします。 国などがタブレットの活用をする中で注意してもらいたいというふうなところで、注意を書いた資料が教育委員会のほうには届いていますが、その中にもきちんと、利用の時間、目の健康を考えた利用の時間についてきちんと指導するようにというふうなものが書いてあります。というところで、今後、学校を通じて保護者、児童生徒に利用時間のある程度きっちり守っていただくというふうなところは指導していきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) この記事によれば、動画はスマートフォンではなく、タブレットやテレビなどで、大きな画面で離れて見たり、学校では文字などの入力にそれぞれのタブレットを使っても、教師の方は一定手元だけではなく、遠くを見させる機会をつくるということです。ですから、そういう配慮もこれからは必要になってくると思います。 白板でしたか、何かあれ買っています。ああいう活用とかをぜひやっていただく。それから、テレビ画面も今だんだん液晶化で大きいのが出てきましたので、ぜひそういう点では配慮いただけたらというふうに思っておりますが、どうでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 川寄学校教育課長。 ◎学校教育課長(川寄光一郎君) ただいまの質問にお答えします。 答弁の中にもありましたが、中学校では今お話のありました電子黒板などを活用して学習活動をしております。小学校では、プロジェクターなどを使って黒板に映像を映しながら、タブレットだけではなく黒板と併用して学習活動をしております。 というところで、今後も目の健康には配慮しながら指導していきたいというふうに考えています。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 電子黒板等も活用状況とかどうなのかなというふうに思っておりましたけれども、ぜひ検討いただきたいというふうに思います。 次に、就学援助制度の問題でございます。 ホームページにお知らせをしています。そして、先ほども言いましたように、今年度はデジタル関係のがプラスアルファになっています。これは、それぐらいの設置じゃできないんです、金額的には。でも、こういうふうに今年度追加されておりますので、その件についてはまず扱いはどうするのかお伺いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 川寄学校教育課長。 ◎学校教育課長(川寄光一郎君) ただいまの質問にお答えします。 今年度令和3年度からたしかWi─Fi等を家庭で利用するときには就学援助の対象になるというふうな通信費用の扶助があるというふうなところになっています。みやこ町でも、自宅にWi─Fi環境のそろっていない御家庭があるというところで、新年度はWi─Fiの補助等も含んで検討したいというふうに今考えて準備をしているところです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 実は、今年度のこの改定を見て、要するに就学援助を受けている人はオンライン学習通信を整備できるけれども、じゃちょうどぎりぎりの方たちには無理になるなと。家庭での活用もなかなかできていないけれども、みやこ町独自の検討もしていったらどうかなというふうに思っております。これは、今回急遽ですので、結構です。 今回、就学援助制度のお知らせの中にございますけれども、大分丁寧になりました。それから、所得金額とかきちんと表示をされております。そこの中に、持ち家と借家の所得の差があるんです。実は、持ち家だからといってお金がかからないわけではないんです、実際のところ。だから、これの基準をなくしているところがあるんです。ですから、それも含めてぜひ、みやこ町は結構受給率が20%超えの……、私が資料を持っているのは平成29年なんですが、29.1%という受給率でございます。ですから、そういう中では、みやこ町の所得制限なく、子供たちの育成にぜひ活用をしていただけたら、対象者を広げたらいかがかというふうに思っております。これは検討ということでよろしくお願いいたします。 以上、私の一般質問を終わらせていただきます。御協力ありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(田中勝馬君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会したいと思いますが、御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝馬君) 異議なしと認めます。 本日はこれにて散会といたします。長い間大変お疲れさまでした。午後0時14分散会──────────────────────────────...